☓2結婚カウンセラーの思考録

2度の結婚・離婚、子育てを経たからこそ見えてきたさまざまな物事を綴ります

どんな君でも愛している by ゆず


母と話をしていて、
「アナタは人の気持ちがわからない」
と言われ、
同じことを母に対して、
いつも私は思っているので
反発心がありました。

 

けれど
冷静に考えてみると、
母にとっては私の言動が、
私にとっては母の言動が

お互いにチガウ価値観?性格?によって
その基準で考えているから、
いくら、解ってもらおうと
これまでの長年の時間をかけて
話し合いをしても、

どこまでも、平行線をたどるのみで
結局はムダなんだ。。
と、この度は
なんだか妙に、腑に落ちました。

友人や妹が言うことに
今ごろやっと
納得できた気もしました。

 

 

あるメールマガジンで、
私と似た境遇の、
過干渉・押しつけが強い母親に、
「自分のことを理解してくれている彼との結婚を認めてもらえない…」
との相談に、
たくさんの共感、
似た境遇の女性からの
反響が多数あったことも紹介されていて、
私自身もその一人ですし、
改めて、
同じ悩みを抱えて苦しみ、
そのような母親の影響を受けた結果、
ご自身の不幸に繋がっている人が
多くいることを認識できました。


学歴が彼のほうが低いから、
という理由で反対されているそうですが、、

 

私の母もよく言いますが
母親としては、
「あなたの為を思って」とは、
たぶん本音ですし、本気なのです。
けれど、、
その価値観が同じなら、きっと問題ないのですが、
多くは別個の人間なので違っています。

そして私が主張する、
「本当に私のことを想うなら私を尊重して」
のような言葉には耳をかしません。

そんな言動を見る限り、
どこにも
私に対する共感や尊重する意思は伺えませんし、
母親自身の、
世間体や自己満足のために
正当化しているとしか思えません。
実際、
「アンタは私の顔に泥を塗るのかい」
などの発言もわりと多いですし。


そもそも
結婚して長い人生を共にするのはご自身であって

母親ではないですし、
“娘のことを理解してくれている人”
という、
何より娘にとって

好条件と思える方との良縁を反対するとは…

やはり、母親自身の、勝手な都合優先
の考え方かと、思われます。

 

みんな、“自分自身” が、
幸せになるために
生まれてきて、
それぞれの、1度きりの
人生を
生きていく。。


この言葉に、尽きると思います。

 

また私のことをお話すると、
そんな、
支配する母の元で育った私は、
自分が価値のある人間だと思えないので
自己肯定ができず、

気がつけばいつも、
母と同じように
私を従わせようとする人や、
私を下に見て
偉そうにするような人とばかり付き合っていました。
私が何か主張すると頭からバカにするような。
過去の友人も、元夫も。

 

そんな関係は不健全ですし

そもそも
そんな人自体に問題がある、
ということを、
今では判断できますし、
娘にも折にふれて話していますが、

 

そのことに気が付けたのは、
2度離婚し、
母と出来るだけ距離をおくようにして
しばらく経った、
最近のことです。

 


市の子育てサポートをしていた時に
学んだ内容で、

 

子どもは誰よりも
母親を信頼し、その愛情を必要とする…
など、
いかに幼少期からの母親との関わり、
共感、スキンシップや

コミュニケーションが重要か…
ということがありますが、

 

その、
子どもにとっては
たった一人の、かけがえない母親が
理解がなく分かり合えない、
共感してもらえない、
または
もともとの性格が合わないことから、 
ずっと、間違った育ち方をしてしまった人が、
私のようになるんですね。


どんな母親でも、(その母しかいないので)
子どもは素直に肯定し、受け入れます。
その母子関係が
人間関係づくりの土台になるので、

母親と似た人との、似た関係の中を、
違和感なく、むしろ楽しく?
居心地が良いと感じてしまい、
受け入れて共にし、
それがフツウ、というようになります。

結果、
本人がその異常さに気付けないまま成長して、
“不健全な” 人間関係しか、

築けなくなります。

 

ポイントは、“共感” です。

友人にしろ恋人にしろ、
自分の価値観や性格を、
まるごと受け止め、

すべてを肯定、
共感してくれる人
が、

人にはそれぞれ必要です。

理想を言えば、
母親がそういう存在であるのが最高なのですが、
そうではない場合が多いようですね。

たとえ親であっても、
それに見合わない人であれば、
拒絶しないと、
自分がまいってしまいます。


自らのシアワセのために、
居心地の良さを求めて、
時には
悪しき関係を振り切ることも、

大切です。


バックナンバーでも記しましたが、
あなたのことを、
またはあなたの家族や周りの人々のことを、

どれくらい尊重してくれるか。
良いところも、悪いところも。
全部、ひっくるめて、

あなたらしさ。。

などと
認めているか。

どちらかが先立つまでの、
先の長い人生を共にする

結婚相手なら、尚更。
慎重に吟味するべきと思います。

 

その上で、
お互いが
お互いのことを、「幸せにする!」
と、
挙式などで、心から、
誓うことができれば最高ですね♪

 

とは言え…
理想と現実は、
なかなか噛み合わないものですが…(・・;

 

 

前述のメルマガの女性は、
「母とドンパチ、全面対決することにしました!」

とのことで、
あ~良かった!と、

とても嬉しく思いました。
彼女の未来が

シアワセに包まれることを

願って止みません。

 


数クール前のNHK朝ドラ『ごちそうさん
の主題歌の、“雨のち晴レルヤ” の詞

 どんな君でも愛している
 顔をあげてごらん
 光が照らす…
 
 泪も河も海へとかえる
 君と待っていたい
 昇る朝日を

 なにがあっても側にいるよ…


こんな、
温かな眼差しで

お互いにお互いが

見守ってもらえるお相手と、


たくさんの人が出会って、

皆がたくさん幸せになれたら
とっても素敵ですよね!

 

 

年の瀬ですね。
皆様におかれましては、
どうぞ、良いお年をお迎えくださいますよう、

お祈りいたします。

 

 

 

 

〈1月13日 追記〉

本日22時〜の新ドラマ

NHKドラマ10

「お母さん、娘をやめていいですか?」

この予告編をみて、

まさにこの世界だと思いました。

 

また、関連の書籍もありますので、

参考にひとつ、添付します。

<推薦書籍>

「逃げたい娘、諦めない母」信田さよ子

→ http://cs-x.net/sakuya/c/06271.html

 

 

シンプル、が、意外に難しい。。

今朝のあさイチで、
“家に帰りたくない夫”
について特集していました。

仕事でさんざんストレスにさらされて
疲れて家に帰れば
不機嫌な妻から、
いつもうるさく
アレコレ文句を言われたり
愚痴を聞かされたら、
それは帰りたくなくなる気持ち、
よくわかります。

私は個人的に、
男性はやはり根が優しくて、
そのせいもあってそこに甘んじて
女性は気が強かったり、
自己主張を押し通そうとする傾向があるのかな、と感じました。

お互いに
仕事や育児で大変だし疲れるのは同じ。
そこで双方が自分の都合ばかり主張していたら、いずれ決裂してしまいます。

要は思い遣りですよね。

いかに相手の立場にたって、
物事を考えられるか。

お互いが、
「今日もお疲れ様でした。
お陰さまで幸せです。いつもアリガトウ!」
という気持ちで居られたら。

お互いがお互いの、
癒やしとなる存在であることが、
1番大切な夫婦の在り方だと、

私のこれまでの経験や
見聞きしてきたご家族から、
切に、思うところです。

私が結婚カウンセラーとして
とくに主張したいことは、

“良い結婚とは、歩み寄り、理解し、
ありのままの自分でいられる場所を、
「相手に」与えること!”

です。
相手に求めるばかりでは上手くはいかないと、思うのです。

 

先日視聴したTEDという番組で、
数学者のハンナ・フライ氏が
あらゆる数学者の長年の研究によって証明された
“愛の方程式”について講演していました。

その中で、
“離婚回避法”の話があり、

多くの人が、
上手く行っている夫婦はお互いに
重要なことだけを話し合い、
些細なことには目をつぶるのだろう、
と思っているが、

実は、正反対に。
上手く行っている夫婦は、
どんなことにも気付かないふりはしないし、お互いに不平不満を言い合うけれど、
常に関係を修復しようと努力し、
結婚に対してポジティブな見方をしている。

些細なことに目をつぶり、
それを放置したら、それはやがて
大きな問題になりかねないから。

“怒りを溜めこむべきではない”と、
数学的に証明された
とのことでした。


よく、
“結婚は人生の墓場” とかききますが、
確かに、
根本からそんなネガティブな捉え方をしていては、
そもそも幸せな結婚生活なんてできる訳がないですね。
双方がポジティブに捉えて物事にあたる夫婦は円満…。

考えてみれば、ごく、当然。で、
とてもシンプルなのですが、
意外と私たちは気が付けないものですよね。


限りある人生の、限りある出会いの中で
奇跡的にご縁が結ばれたお相手と、、

 

せっかくなら、ポジティブに、
お互いがお互いを シアワセにする!
という気持ちで、末永く暮らせたら
とっても HAPPY ですよね。

 

 

自分の人生を生きていますか?

バックナンバーで、
自分自身が!どう生きたいのか。
ありのままの自分で。
今一度考えてみてください
…などと、何度か記しましたが、

このことを強く思うに至った
私のことについてのお話をしておきたいと思います。


私は子どもの時から、
良く言うと素直な性格
悪く言えば自分が無い性格で、
親の言うことにはわりと従ってきました。

中学生の頃には、
長野県の母の実家のあと取りが居ないから、
祖父にとって初孫である私に
「あとを継いでほしい」との祖父からの相談に、
当時まだ何も分かっていなかった私は
「田舎ってなんか好きだし、良いかも」
なんて言った記憶がありますが、
両親もその場で承諾して、
そういう話になったようでした。

23才の時に結婚することになった時、
それを聞いた祖父が「早くこっちに来い」と
当時大阪に暮らしていた私たちを呼び寄せ、
そのまま新婚生活スタート、
娘も長野県で生まれました。

そうして暮らしているうちに
元夫の母が
「ウチは養子に出した覚えはナイ」と言い出し、
それをきっかけにいろいろな話がこじれていき、
私の母が
「養子にならないでそこに居て
夫の姓を名乗ってるのは財産乗っ取る気なのか」
と発言したことに義母が激高して
大阪に私たちの新居用のマンションを購入し、
強引に引き戻されました。

それからほぼ1年後に
(詳しくは長くなるので省略しますが)
いろいろとこじれて離婚に至り、
私は自然のなりゆきで長野に戻りました。

それから元夫は娘に会いに大阪から長野まで
わりと頻繁に来ていましたが、
それを知った母はストーカー行為だ、
などと騒いで干渉してきました。
それを機に、間に弁護士を立て、
娘が自分の意志で父親に会いたいと言うまで会わない、と取り決め、
ほぼ音信不通の状態になりました。


今の私なら、
もっと上手くやり過ごすことができた気がしますが、
当時の私は母がウルサイと思いつつ、
反発しながらも
結局、いつも従ってしまっていました。


離婚後、数年経つと、母は今度は、
「再婚しなさい。
娘のためにもゼッタイその方が良いんだから!」と…。
言い出すときかない性格なので、
私がそうするまで干渉をやめないのをわかっていたため、

私は正直、
再婚はどっちでも良いと思っていましたが、
母がウルサイし…と、
友人と婚活を始めたら、そのノリもあって、
再婚するなら娘が小学校に上がる前までに、
と焦る気持ちも出て、
娘が年長さんの年の11月に知り合った
元夫からの求婚もあって、
春の入学に間に合うように
バタバタと再婚、引越しをしました。

はじめの頃は夫と娘は
一緒に遊んだりして仲が良かったのですが、
娘が成長するに伴って自我が強くなり、
反発するようになって
ギクシャクし始めてから、
それだけではなく他の諸々の要素もあり、
修復することが出来ずに昨年離婚しました。


離婚する際、娘から話を聞いていた母が、
「私は(娘)の気持ちがよくわかるわ〜
私も親が離婚して後妻さんが来て
同じ境遇だったから」

…「再婚するほうが娘の為に、ゼッタイ良い!」
と私にゴリ押しした、同じ人が言うコト??



〘余談になりますが、
ステップファミリー経験者として、
中でも、
その際の子どもの心情について、
私なりに学んだことがあります。
NHKクローズアップ現代
ステップファミリー特集に出演もしました)
ご興味ある方はお問い合わせくださいませ〙



この事だけでなく
何かと無責任に過度な干渉をしては
いざ事がこじれると
「私はそんなこと言ってない。
アンタが自分で決めたことでしょ
人のせいにしないで」と平然と開き直る
しかも一切反省しないので何度も繰り返す。。
そんな
理不尽な母にふり回されるのはもう嫌なので、
ここ数年ほどは、
私は母とは距離をおくように心がけています。


友人や妹に言わせると、
「そんなの右から左へ聞き流せばいいのに」
「このヒトはこういう人だから、
と割り切って、
言いたいんだから言わせとけば良いのよ〜」
などと何度も言われますが、、

そう出来る性格ならこんな事にはなっていないし、
こんなに悩みもしない…
というのが私の気持ちです。


私自身、自分の心の声に耳を澄ませて
もっとシッカリしないと、
と心掛けているところです。



こんな私ほどではなくても、
親の意向に振り回されている方が、
男女ともにわりと多くいらっしゃると思います。


カウンセリングをしていると、
当初「結婚したい」と仰っていたのに、
よくよく聞いていくと
「でも、親がもう歳だし、最近具合が悪くなって、私しかみられないから…」
「結婚は無理。。」と、
諦める方向に話される方がいらっしゃいます。


そうすることが、
その方ご本人が、
ココロから望まれている、
将来のカタチであるなら。
それなら問題はないのですが。。


もし、
親に対する引け目のようなものが大きいなら、
それは 如何なものでしょう?



私は常々、人はみんな、
一人ひとりがシアワセになるために、
この世に生を受け、
それぞれ1度きりの人生を
生きていると思っています。


以前に記した、
アドラー説を引用しますが、


〜だからできない、無理
〜でないから〜できない 
などと、
育った環境などから
見かけの因果律を立てて
人生の課題から逃げようとすること

→人生は思い通りに行かないもの。
 その現実を認めること
 そこに言い訳している不健全さ…


これにソックリ当てはまって、
その方が、本当に向き合うべき課題から
逃げているように思います。


確かに
今のままの現状維持をしていくほうが、
失敗に終わるかも知れない物事に挑むより
はるかにラクですし、
「コレで良いんだよ、私の人生は」
と、自身を納得させて
人生をひたすら無難に生きていくのも、
悪くはないし
それはそれでシアワセなのかも知れませんが…


お節介な私は、やはり、 

たった1度きりの人生ですよ?
なんのリスクも負わず、
切磋琢磨することもなく、
よって、
それ以上ヒトとして成長することもなければ
達成感や悦びも無い。。

本当に、、
それで良いんですか!?

と、考えてしまいます…


他にも、
今は仕事が忙しくて余裕ができたら。
もう少し自分自身が落ち着いたら…など、
周りのいろんなアレコレの
言い訳を並べたら切りがありません。


その、現状を踏まえた上で。
ひとまず諸々の雑音は 
横に置いておいて、、


さて。
 “あなた自身”  が、

これからの人生を、どう生きたいのか。

年老いてから、
あの時行動していたら…
などと後悔しないか。


多方面から、じっくりと。

向き合う時間を持ちませんか。

TRUE LOVE …

映画『ボクの妻と結婚してください。』を観てきました。

一緒だった娘と娘の友人も「泣けたナケタ」と感涙していました。

登場人物みんなが温かくて、

家族ってイイナ。。と思える、とても良いお話でした。

 

自分の亡き後の、

愛する妻と息子のために、

最高の夫・父親となる相手を探して、

仲をとり持とうと奮闘する夫。。

究極の愛ですよね。

自分がこの世から去っても、

残された家族にはまだまだ先の長い人生が続いて行く。

その未来の幸福を願って…


本当に、心から、家族を想うからこそ、の、愛情。。

深いですよね。

世の中こんな人ばかりだったら

どんなに平和で思いやりに満ちた世界になるでしょう。。憧れます。

 

 

先日。

私の友人の従姉の方で41歳になられる方が、

長年お付き合いしている彼と結婚したいけれど彼の方にその気が更々なく、

その方は子どもも望んでいるので、

他に良い人が居たら、なるべく早く結婚したい、

と仰って、婚活カウンセリングを検討されていらっしゃいました。

が、考えた結果、

「やっぱり彼が好き。結婚できなくても彼と居たい。」との結論を出されました。

いざ、具体的に他のお相手…?と考えてみて、

改めてご自身の本当の気持ちを確認できたというところでしょうか。


素敵ですよね…。

ここにも、映画と似た、純粋な愛情が存在している。。

と、私は何か、ホンワカしました。

自分の欲求を抑えても、

この人と居たい!

と思えるほどの、絆と言いますか、。

 そんなお相手がいらっしゃるということが、

実は最高にシアワセな人なのかも知れませんね。



つくづく思うのは、

人のご縁って、本当に稀有で、尊いな、ということ。

ギュウギュウの満員電車と、人混みで思うように歩けないほどの毎日の雑踏。

こん〜なに大勢の人が居ても(居るから?)

個人が生涯にお知り合いになる人数は、ほんの僅かなものですよね。

袖触れ合うも他生の縁、ともいいますね。

その僅かな人の中で、

恋をして、結ばれるなんて、

マサに奇跡、と、私は常々感じています。

更に、その中で、

ここまで相手のことを、

自分のことを差し置いても、

「好き!」と思える。

相手のことを思い遣ることができる。。

ナンテ素晴らしい……感動します。


こういうのを、

“運命の人”と言うのでしょうね。きっと。

 

子は宝。。だからこそ!

昨日、娘が好きなのでよく一緒にみている番組「志村とうぶつ園」のひとコマで、

志村けんさんが何気なくポツリと言った

「子供ほしいなあ〜」というひと言に、

かねがね感じてきたことが重なりました。

 

今はひと昔前とは違い、

安価な外食やレトルト食品、

コンビニやスーパーの、手軽に食べられて質も悪くないお惣菜やお弁当が充実していますし、

掃除洗濯などの家事もとてもラクになったので、奥さんがいなくても男性の一人暮らしが、、…というより、

男女とも、働きながらでも一人で快適に暮らすのに不自由しないようになったため、

「結婚することに価値を感じない」などというような声を耳にします。

 

一方で、

長年子供も家庭も持たず、独身貴族を謳歌してきたアラフォー以上の方々で、

「早く結婚しとけば良かったな」

「私みたいな生き方しちゃダメよ〜」

などと、その年になって周りが家族中心の暮らしをしているのを目のあたりにして

独り身の侘しさをひしひしと実感されている方も非常に多くいらっしゃいます。

私が加盟しているNOZZEの会員さんも、

「なかなか出逢いがないままこの年になって…」ということで入会されている方が多く、

それも、「え、この方が??」と感じる、

写真やプロフィールを見る限り、何ら問題なく、普通にご縁がいくらでもありそうな方が男女とも沢山いらっしゃるのには、

私もこの仕事ではじめて知り、非常に驚きました。

つくづく、ご縁ってムズカシイものなんだ、と感じます。

 

 

そして私は、やっぱり、

なるべく若いうちに結婚して子どもを生み育てるのが理に適っている、とつくづく感じます。

女性の社会進出がすすむに連れて晩婚化、それに伴って35才以上の高齢出産が増えていますが、

私がこれまで子育てする中で見てきた、

周りにいらした高齢出産されたと思われる方のお子さまは喘息もちやアレルギー体質などで通院が多く、比較的病弱な割合が高いと感じましたし、

そもそも子どもを望んでもなかなか授かれない、不妊に悩むご夫婦も、決して多くはない私の知り合いでも複数いらっしゃるので、潜在数はかなりのものと思っています。

 

かなり前に、倖田來未さんが「羊水腐る」発言でバッシングに遭った一件がありましたが、

モチロン腐るということはないですが、言葉のアヤと言うもので、

高齢になれば母体の機能が衰えてくるので、なるべく若い時に出産するのが、母体にも、子どもにも、家庭を築くことにも、ベターである。。

ということを仰っていたと思うので、私は当時倖田來未さんにとても共感していました。

どこかできいた話で、初潮から10年後くらいが女性の出産適齢期、というものがあったことも私の中にありました。


 仕事を一生懸命ガンバったから

結婚も子どもも出来なかった、と言っても、

会社は責任とってはくれません。


今は仕事が楽しいし、キャリアUPしたいし…と先延ばしにして、

いざ子どもが欲しい時には不妊に悩む…

不妊治療には、大金がかかる上、精神的にもかなりキツイと聞きます。

無事に高齢出産出来ても、子育てする体力が追いつかない…

とても効率が悪いと思いませんか?

あなたの人生で、本っ当〜に大切なコトについて、是非、考えてみてください。



まあ…バツ2の私が言っても説得力がありませんが、、

でも確実に言えるのは、

私の人生に娘が居てくれて、本っ当に有り難くてそれはもうココロから感謝していますし、

娘を授かれたことは私の人生で1番の成果で

この上ない、かけがえの無い宝物!ということです。

ただ娘にとっては頼りなく不甲斐ない母親で、それはそれは申し訳なく思っていますが……

 

そういえば以前、「ダンナはいらないけど子どもは欲しい。誰かタネだけくれないかな〜」なんて言っていた女性もいました。

「でも誰でも良いわけじゃないんだよね〜」

なんて、冗談まじりに言っていましたが、

コレも、私の経験上、その通り。!です。

と、言いますのは、

娘が、父親にソックリ、と、つくづく感じるので…。

 

物心つく前の幼い頃に別れたので、当時の記憶は娘には無く、父親のマネをしているということは考えられないのですが、

例えば味覚。

娘の父親はシイタケが苦手で筑前煮に入れた時にすごい剣幕で怒ったことがありますが、基本的に好き嫌いのない私にはその感覚がわからず、入っていてもシイタケを食べなきゃ良いんでは?とかケンカになったことがありました。

そんなコトはとっくに忘れた頃に、娘が「シイタケ、キライ。気持ち悪い」と。。

それから娘は幼い頃からチョコレートに目がなく、アイスもケーキも、とにかく何でもチョコ味ばかりでよく飽きない、と呆れるほどです。

少し前に父親と再会した時に話をして思い出しましたが、そういえば父親もチョコレートケーキが好物で当時よく作ったなあ、、と。

生まれ持った味覚が同じなのでしょうか。

性格の面でも、うわー、なんで??と不思議に思うほどタイプ的なものが似ていると思うことがよくあります。

外見だけでなく、内面のいろいろも、ヒトって遺伝するのネ…と実感します。

それに、血縁関係があると、親族として生涯繋がりがあるので、例えば相続にも関係しますし、私たち親子3人だけでなく、親戚にも影響します。

 

なので。。

やはり、例えタネだけ、でも、お相手選びは慎重にするべきと、私は思います。

 

こんな私の、拙い経験談から、

少しでも皆さまのシアワセへのヒントに繋がれば嬉しく思います♪

 

青い鳥はどこ?

ハロウィンが終わると、街中がガラッとクリスマスの装飾になりますね。

ハロウィンはここ数年のうちにあっという間に定着したようですが、

クリスマスのようにこれから先の何十年も

毎年当たり前のイベントになっていくのでしょうか。

そんなことを考えていたら、

10年ほど前のローマでのクリスマスを思い出しました。

 

私はその旅まではクリスマスといえば、

パーティやプレゼントなど賑やかで華やかで、わくわくしたり楽しいものというイメージでしたので、

欧米のクリスマスはさぞ、盛り上がって華やかなんだろうと思っていました。

ところが、実際のクリスマスイヴの現地は、

信じられないほど街中が閑散として静かで、

人通りも普段よりだいぶ少なく、お店も早めに閉店。

灯りが少なく暗い街です。

意外すぎてとても驚きました。

街中の装飾も、店先にリースやツリーが飾られたり、

通りにもイルミネーションなどクリスマス仕様になってはいますが、

日本の街中のような派手なものではなく、

BGMも、店によってはレトロなものが流れていても、とても静かで落ち着いたものでした。

日本の感覚からするととても寂しく、地味なものでした。

 

イヴの夜には宿泊していた小さなホテルのオーナーが、静かにトントンと戸をたたいて、

ロウソクの灯りと宝探しができる焼き菓子(指輪などの小物が1つ焼き菓子に入っていて、そのひと切れが当たるとラッキーというような伝統の風習のもの)とシャンメリーを、

「素敵なクリスマスを」との笑顔とともに届けてくださいました。

 

欧米の方にとって、

クリスマスは神聖なものであり、家族で家に集まって静かにお祝いをして過ごすもの、

ということを肌で感じ、とても感慨深いものがありました。 

そう、日本の大晦日〜お正月と、ほぼ同じ感覚なのです。

25日の朝は静かで清々しく、元旦と同じ空気を感じました。

 

翻って日本は…

クリスチャンでもないのに皆が「メリークリスマス♪」と浮足立って

ホテルやレストランは予約でいっぱい、

恋人がいなきゃ、チキンだ、ケーキだ、大人までプレゼント交換などと…

それまでは何とも思っていなかったその空気に、とても違和感をおぼえるようになりました。

考えるとハロウィンも、

元々は子どもが仮装して「トリック ア トリート!」と近所の家をまわってお菓子をもらうという伝統のもののはずが、

日本ではすっかり、大人も、皆が仮装してパレードなどで大騒ぎするのが定着しつつあります。

経済的には、そんなイベントのおかげで消費が促されて潤ったり

閉塞感のある世の中の活性化などの効果があるのかも知れませんが、、

伝統文化の本来の意義を無視してそうなることに、私はとても疑問を感じます。

 

外国からの観光客が増えていますが、欧米の方の目にはどう映るでしょう。

クールジャパン?

それはそれで、日本の文化とか、良さだと言われれば否めない感もありますが。。

 

欧米の文化といえば、建造物についても日本との根本的な違いを感じました。

私が旅したパリ、ブリュッセル、ミラノ、フィレンツェ、ローマのいずれの街でも、

新しそうな、新築の建物はあまり見かけませんでした。

デパートやスーパーマーケットの建物は比較的新しかったと思いますが、

宿泊したホテルは石造りで、

古い映画に出てくる手動式の鉄格子?のエレベーターがあったり、家具も古く、傷だらけでもそこに趣と温かみがあり、

外観は古いものの、内装は小まめにペンキで壁をデコレーションし直して明るくキレイに保たれていました。

恐らく、築100年以上の建物ばかりだったのではないかと思います。

日本家屋は木造が主なので一概に比較できるものではないですが、

古き良きもの、文化や伝統を

一般の皆さんが、ごく当たり前に大切にして暮らしている気質が伝わってくるようで、

そんなところにも感動しました。

 

 

先日、帰国子女の方とお会いする機会があり、20年ほどアメリカ・ワシントンにいらしたそうですが、帰国して、

「日本全体が元気がなくて、どうしちゃったの!?」と思ったと仰っていました。

以前の日本はもっと活気があったのに、と。

 

また、別の方のお話で、「日本の大企業はもう国内を見ていない。海外を向いて仕事をしている」とも聞きました。

 

何者でもない私が言うのは、とても、おこがましいですが、、

このままで良いの?日本。。

という思いです。

 

たまたま読んだ本の中に、

1978年〜総理大臣だった大平正芳さんのインタビュー記事として、

「青い鳥が山の彼方におるなんていうのは幻想だと思う。青い鳥はここにおる。いい政治はここにある、今ある。

今以外は、我々の世界にはないんだから、今日一日を大切にする」という一文があります。

灯台下暗し、とでも言いましょうか、

遠くに楽しみや幸せを求めるより、我が足もと、

今、ここにある諸々の小さなシアワセを、じっくりかみ締めて、いつも心に置いて暮らしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたの人生の意味はあなた自身が決める 〔アルフレッド・アドラー〕

100分で名著という番組が好きで

録画したものをみていますが、

前回までアドラー心理学について取り上げられていました。

 

人生の意味は他者への貢献である。

人はいかに生きるべきか…
生きる喜びや感覚は他者との関係からしか得ることができない。
そのためには、
自己への執着を、他者への関心に
切り替えていく必要がある

大切なのはなにが与えられているかではなく
与えられているものをどう使うかだ
どんな自分でも受け入れていくしかない
 
ありのままの自分で始めてみるコト
普通である勇気
そのままの自分を認めよ


などなど、目からウロコのシンプルな考え方に、これまでさまざまなことに囚われて

自分自身で生き難くしていたことに気が付くことができました。



アナ雪で流行りましたが、
‘ありのまま’の自分、で生きれば良いのですね。

シンプルに考えるのが一番。
考えすぎると訳がわからなくなります。
いろいろ考えすぎると、

不安ばかりつのって
前に進めなくなります。
私たちは知らず知らずにややこしく考えすぎてしまいますよね。
できるだけシンプルに。

を心がけましょう。


自分自身が。。
こう生きたい!という人生の目的を明確にして、それに従って自分に素直に生きられれば楽になりますよね。


また、アドラー心理学の中で、
〜だからできない、無理
〜でないから〜できない 
などと、
育った環境などから見かけの因果律を立てて
人生の課題から逃げようとすること

→人生は思い通りに行かないもの。
 その現実を認めること
 そこに言い訳している不健全さ…
 
とも、あります。

 

結婚カウンセラーとしてお話をきいていると、
容姿がこんなだから…
学歴や職業、または収入にコンプレックスなど、
それを理由に(言い訳にして)、
本当は結婚したいと希望しているのに、
「気楽だしこのままでイイんだ〜」などと
スッカリ諦めてしまっている方が、

非常〜に多いです。


とても、。モッタイナイです。

1度きりの人生、幸せに楽しく生きるために、もっと前向きに

積極的に動かないと〜。

と、私はお節介ながら思ってしまいます。
本当は、、結婚したい!のに、
何やかやと言い訳をして、

向き合うべき現実から逃げていると思います。


モッタイナイ、と、思いませんか??



と、同時に、わりと皆さん、

理想が高いんです。(笑)


まず容姿が好みでないと、
趣味や価値観が合わないと、
年齢制限、
女性の場合、自分より収入が高くないと…
などなど、相手に対する条件が多い。

少し冷静に考えるとお解りかと思いますが、
諸々の条件をクリアしたお相手が居たとしても。

その方に、あなたが選ばれる確率は?

そもそも、

その条件に適う方が、どれくらい存在して、

あなたとめぐり逢う確率は…?


意外と、私たちは自分自身についてよく解っていないものです。。。


以前、

やはりアレコレ理想が高くてなかなか結婚に至らない方に、
「逆の発想で、‘コレだけは譲れない!’という条件をクリアしていればOK!と考えてみては?」と

私がアドバイスしたところ、
程なくしてご縁が出来て、

めでたくご結婚されました。

やはり、シンプルなのが良いですね。

 


客観的な視点から身の程を知り、
その、ありのままの自分自身に、果たしてどんな方が合うのか?
この機会に、原点に立ち返って考えてみませんか。


結婚してもしなくても、
これからの人生を、

あなたはどう生きたいですか??